糸魚川吹奏楽団

ITOIGAWA Symhonic Band Official website

糸魚川吹奏楽団第40回記念定期演奏会

糸魚川吹奏楽団プロフィール

 昭和50年、14名の団員で糸魚川市吹奏楽団として発足し、昭和51年に糸魚川市民会館にて第3回楽しい吹奏楽の集いに初出演、昭和52年に糸魚川市民吹奏楽団と改称、同年、糸魚川混成合唱団とジョイントコンサートを開催する。

 昭和54年に現在の糸魚川吹奏楽団と改称、第1回定期演奏会を開催する。以来、毎年定期演奏会の開催や、各種行事の参加、昭和56年からは関東吹奏楽コンクール上越地区大会・新潟県大会に出場など、様々な演奏活動を続けている。平成21年には吹奏楽団コンクール西関東大会に初出場を果たす。
 また、昭和60年に10周年記念演奏会で客演指揮としてお迎えした岩井直溥先生(故人)のご紹介により、昭和62年に静岡市民バンド「コンセール・リベルテ」とのジョイントコンサートを開催、以来姉妹バンドとして交流を深める。平成2年には、「三条市吹奏楽団」とジョイントコンサートを開催し、平成8年には新潟県警音楽隊とのジョイントコンサートを開催する。平成5年からは上越地区一般バンド4団体で「バンドフェスタ」を開催、平成9年に開催地幹事を務める。平成23年10月には、東京佼成ウインドオーケストラとのジョイントコンサートを開催し(糸魚川市民会館との共催)、成功を収める。平成27年には、団創立40周年を迎えた。
 このほか、団員による吹奏楽講座や移動演奏会の開催等、幅広く活動している。メンバーは全員社会人で構成されており「お互いの人格を磨きあうことにより、より高度な音楽を作り上げていく」ことを基本理念とし、音楽を通じて情緒豊かな人間を育て、地域の文化向上に貢献することを唯一の目的としている。

岩井 直溥

永久名誉指揮者 岩井 直溥(故人)

 昭和22年、東京音楽学校(現在東京芸術大学)器楽科(ホルン専攻)卒業。在学中より「アニー・パイル・オーケストラ」に所属し、トランペット奏者として活躍。その後フランキー堺が新しく編成した「シティ・スリッカーズ」にプレイヤー兼アレンジャーとして加わり、 本格的なアレンジャーとしての道を進む。

 昭和34年東芝EMIの専属アレンジャーとして入社。以来現在まで教育教材、吹奏楽、クラシック、ポピュラー等の作・編曲は約5千曲に及ぶ。
 また「ニューサウンズ・イン・ブラス・」シリーズでは、それまでの日本吹奏楽界にはなかったポップス・ジャズ・ロックなどの要素を取り入れることで、このジャンルに新しい風を吹き込んだ。

 平成2年、糸魚川吹奏楽団の名誉指揮者に就任。
 平成26年5月10日、90歳で永眠。

 尚、吹奏楽コンクールの課題曲も多く作曲。
 昭和47年度 シンコペーテッドマーチ「明日に向かって」
 昭和50年度 ポップスオーバーチュア「未来への展開」
 昭和51年度 ポップス描写曲「メインストリートで」
 昭和53年度 ポップス変奏曲「かぞえうた」
 平成元年度 ポップスマーチ「すてきな日々」
 平成26年度 復興への序曲「夢の明日に」

建部 知弘

音楽監督 作・編曲家 指揮者 建部 知弘

 新潟県糸魚川市生まれ。駒沢大学文学部国文学科卒業。
 在学中、サキソフォンを冨岡和男氏に、作曲・編曲を岩井直溥、上埜孝の両氏に師事。
 多数の吹奏楽のための編曲やオリジナル作品をはじめ、オーケストラのための編曲、管楽器のための室内楽作品を発表している。また、吹奏楽指導者としても講習・指揮等に精力的に活動している。
 主な作品に、コンサート・マーチ「テイクオフ」、ケルト民謡による組曲、同組曲第2番~オキャロランの花束~、ダンス・セレブレーション、「間奏曲11/09/01、ブレス・オブ・ガイア、蒼き景の彼方に、故郷へ~その若葉のころ~、金管八重奏のための「晴れた日は恋人と市場へ!」、トロンボーン四重奏のための「ケンタウル祭の夜に」などがある。
 1989年、第44回国民体育大会(北海道はなます国体)、
 2009年、第64回国民体育大会(トキめき新潟国体)式典音楽参加。

 現在、富山大学吹奏楽団・糸魚川吹奏楽団・盛岡吹奏楽団音楽監督、新潟県警察音楽隊専任講師、21世紀の吹奏楽「響宴」実行委員会・日本吹奏楽学会・JWECC(日本管楽合奏指揮者会議)会員。

小林 禎

指揮者 小林 禎

 糸魚川市生まれ。
声楽を箕輪久夫、ピアノを松田久子、ソルフェージュを武田尚子、邦楽を大西旬、トロンボーンを中澤猛の各氏に師事。
 新潟大学教育学部在学中に、同大吹奏楽部の音楽総監督、指揮、編曲を手がける。
1987年に新潟ウインドオーケストラの常任指揮者に就任して以来、西関東吹奏楽コンクールに毎年のように出場するなど、同団を県下ナンバー1バンドに育て上げる。
 また、美声の持ち主で、声楽で第21回新潟県音楽コンクール県知事賞を受賞。
 オペラ、合唱でも活躍し、1988年には、「合唱団ユー・トライ」を指揮し、関東合唱コンクールに出場、新潟県合唱連盟理事長賞を受賞する。
 1999年、当団ミュージカルアドバイザーに就任。
 2007年、当団指揮者に就任。新潟市在住。

山田 誠

指揮者 山田 誠

 1982年金沢大学教育学部音楽科を卒業。同年富山県福野町立福野中学校に赴任。
 音楽科教諭、吹奏楽部顧問となり、同行に続き、城端中学校、吉江中学校、福光中学校でも指導。すべての学校の子ども達を全国大会に導く。特に吉江中学校では普門館において3年連続金賞を受賞。マーチングでは延13回の全国大会出場を果たす。
 また、ハンガリー、中国など海外演奏も実施し、国際的にも高い評価を得た。富山県及び北陸吹奏楽連盟の役員を30年以上にわたり務め、富山県学校吹奏楽連盟副会長を歴任。南砺市立福光中部小学校校長を退職し、現在は南砺市立福野中学校教諭として、同校吹奏楽部の顧問を務めている。

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